無外流 顕心館

歴史散歩

第48回『積川神社』
所在地:大阪府岸和田市積川町
  積川神社は、崇神天皇の時代に創立されました。また 本殿は、豊臣秀頼が大修理を行い、現在では桃山建築を今に伝えています 。
  
第47回『元三大師堂』
所在地:滋賀県大津市坂本本町
 元三大師堂は、良源が開いた根本道場です。良源は如意輪観音または不動明王の化身ともいわれ、あらゆる魔を祓い、厄を落とすことで信仰を集めてきました。また 元三大師堂は「おみくじ発祥の地」としても知られています。
  
第46回『坂本竜馬の墓』
所在地:京都府京都市東山区清閑寺霊山町
 日本が混沌としていた幕末に、誰もが不可能だとした「薩長連合」を成立させたり、今後の日本の骨格を構想した「船中八策」や海援隊を組織し、貿易の必要性を唱えて世界に飛び出そうとしていた矢先に、中岡慎太郎とともに、京都近江屋で暗殺されました。
  
第45回『四天王寺』
所在地:大阪市天王寺区四天王寺
 四天王寺は、推古天皇元年(593)に建立されました。物部氏と蘇我氏の合戦の時に、蘇我氏側についた聖徳太子が不利な戦局を打開する為、自ら四天王像を彫り「この戦いに勝利したら、四天王を安置する寺院を建立し全ての人を救済する」と誓願され、見事勝利を収めました。その後お誓い通りにこの四天王寺を建立されました。
  
第44回『葛葉稲荷神社』
所在地:大阪府和泉市葛の葉町
 葛葉稲荷神社には悲しい伝説があります。それは
「昔、阿倍野の里に安倍保名という若者がいました。保名は家の再興を念じ、信太森神社(葛葉稲荷神社)にお参りに来たある日、参拝を終え帰ろうとしていると、狩人に追いかけられている白狐が助けを求めてきました。保名は、草むらに白狐を隠し、やってきた狩人達と 保名は争いになり、傷おって意識を失ってしまいました。気が付くと、そこに一人の美しい女性に介抱されていました。女性の名は葛の葉といいました。それから数日後、保名の家へ葛の葉が訪ねてきて二人は心を通わせ夫婦となり、男の子が生まれました。しかし、幸せは長くは続きませんでした。 子供に添い寝していた葛の葉は眠っているうち、神通力を失って白狐の正体を現せてしまいました。目覚めた子供はそれに気づきもうこれまでと葛の葉は口にくわえた筆で歌を書き残して去りました。」 その時の歌は、
「恋しくは たづねきてみよ 和泉なる信太の森の うらみくずの葉」
                     <葛葉稲荷神社HPより>
  
第43回『千早城址』
所在地:大阪府南河内郡千早赤阪村千早
 千早城は、鎌倉時代から南北朝時代にかけて楠木正成により造られた山城ですが、城というよりは砦のようなものでした。周囲は三方は谷で囲まれ、一方は山に囲まれ自然を活かした要塞でした。
  
第42回『推古天皇陵』
所在地:大阪府南河内郡太子町山田
 推古天皇は、日本で初めて女性の天皇で、隋との交流によって新しい政治制度や芸術などを取り入れ政治の改革や仏教を中心とした飛鳥文化を花開かせました。

  

第41回『丸岡城』
所在地:福井県坂井市丸岡町霞町
 丸岡城は、現存天守閣では最古の建築様式を持つ平山城で、霞ヶ城の別名もあります。また築城の際に石垣が度々崩れた為、人柱を立てることとなり、城下に住むお静と言う女性が、息子を士分に取り立てる事を条件に人柱になりました。しかし、その約束は果たされなかった為、怨んだお静の霊が大蛇となって暴れ回ったといわれています。その為か毎年4月には大雨に見舞われ、人々はそれをお静の涙雨と呼んでいます。

  

第40回『鹿苑寺(金閣寺)』
所在地:京都府京都市北区金閣寺町
 鎌倉時代の公卿、西園寺公経の別荘を室町幕府三代将軍の足利義満が譲り受け、山荘北山殿を造ったのが始まりとされています。金閣を中心とした庭園・建築は極楽浄土をこの世にあらわしたと言われ、義満の死後、遺言によりお寺となり、夢窓国師を開山とし、義満の法号鹿苑院殿から二字をとって鹿苑寺と名づけられました。

  

第39回『阿弥陀寺』
所在地:大阪府和泉市大野町
 今から1200有余年前、光明皇后が御産を悩まれているときに、行基に安産のための秘法を修めよと勅命をした処、秘法を習得した行基の前に阿弥陀如来が現れ、皇子御安産のお告げをくださいました。それよりのち女人安産の守り仏としてあがめうやまわれています。

  

第38回『淡嶋神社』
所在地:和歌山県和歌山市加太
 その昔、神功皇后が三韓出兵からお帰りの際、嵐に出会い、船の中で祈りを捧げると、お告げがありました。そのお告げの通りに船を進めると、ひとつの島にたどり着く事が出来ました。その後、仁徳天皇がその島に狩りに来られた時に、 話を聞き島にあったお社を対岸の加太に移され、ご社殿をお建てになったのが、加太淡嶋神社の起こりとされています。   <淡島神社HPより>

  

第37回『桜井神社』
所在地:大阪府堺市南区片蔵
 桜井神社周辺はかつて須恵器の産地であり、その技術を伝えた渡来人の桜井宿禰を祀ったのが起源といわれています。また拝殿には「馬道」という土間の通り抜け部分を持つ割拝殿形式で、国宝に指定されています。   

歴史散歩年表

2014/12/03
第48回『積川神社』
2014/11/01
第47回『元三大師堂』
2014/10/01
第46回『坂本竜馬の墓』
2014/09/04
第45回『四天王寺』
2014/08/01
第44回『葛葉稲荷神社』
2014/07/01
第43回『千早城址』
2014/06/01
第42回『推古天皇陵』
2014/05/01
第41回『丸岡城』
2014/04/01
第40回『鹿苑寺(金閣寺)』
2014/03/01
第39回『阿弥陀寺』
2014/02/01
第38回『淡嶋神社』
2014/01/01
第37回『桜井神社』

歴史散歩過去年表

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