歴史散歩
第144回『平等院』所在地:京都府宇治市宇治蓮華
源融の別荘だったものがいろいろな人の手に渡り、藤原道長の別荘となりのちに藤原頼道が平等院と名付けました。
第143回『慈眼寺』
所在地:兵庫県三木市久留美
慈眼寺は法道仙人が開基と伝えられています。その後寺は荒廃し、赤松則村が再興しました。また分墓した鼠小僧次郎吉の墓が祀られています。
第142回『宝蔵院胤舜の墓』
所在地:奈良県奈良市白毫寺町
宝蔵院胤舜は、山城国の出身で奈良興福寺の子院宝蔵院の院主です。また十文字鎌槍を用いる宝蔵院流槍術を完成させ宝蔵院流の繁栄を築きました。
第141回『石出城』
所在地:兵庫県豊岡市出石町内町
山名氏が城を築いたのが始まりで、1580年に落城するとともに滅びました。その後1604年に小出吉英により現在の位置に城が築かれ、1706年から明治維新までは、仙石氏がこの地を治めました。
第140回『宗鏡寺』
所在地:兵庫県豊岡市出石町東條
宗鏡寺は山名氏清で氏清の法名「宗鏡寺殿」に由来され、山名氏の菩提寺として建てられました。その後山名家が滅び寺も荒廃していきました。しかし沢庵和尚が再興され現在に至ります。
第139回『多田神社』
所在地:兵庫県川西市多田院多田所町
平安時代に源満仲がこの地に居館を構え、満仲の子源賢が多田院を建立したのが始まりです。また、源満仲は武士団を率いて館と多田院を中心に発展していきました。この事から清和源氏発祥の地と呼ばれています。
第138回『松阪城址』
所在地:三重県松阪市殿町
松坂城は、丘陵地に築かれた平山城で秀吉によって拝領した蒲生氏郷が三年で完成させた城郭です。
第137回『男乃宇刀神社』
所在地:大阪府和泉市仏並町
男乃は兄の彦五瀬命で宇刀は弟の神日本磐余彦尊(神武天皇)を指します。社伝によると、兄の彦五瀬命が長髄彦との戦いで傷を負い、この地の横山彦に保護されのちに祀られるようになりました。
第136回『薬師寺』
所在地:奈良県奈良市西ノ京町
日本書紀によれば天武天皇が後の持統天皇の病気平癒を祈願して薬師寺を建立したと記載されています。また当初薬師寺は飛鳥の地に造営されていましたが、平城京遷都後今の場所に移転しました。
第135回『熊野本宮大社』
所在地:和歌山県田辺市本宮町本宮
天火明命の息子の高倉下は神武天皇に布都御魂を献上し高御産巣日神八咫烏を遣わし神武天皇を大和の橿原まで導きました。その後崇神天皇の時代に櫟の巨木に、三体の月が降臨し不思議に思い尋ねたところ「社殿を創って祀れ」とお答えになり、熊野本宮大社の社殿が創建されたと云われています。
第134回『源頼政の墓』
所在地:京都府宇治市宇治蓮華
頼政は、源頼光を祖とする摂津源氏で平清盛の信頼もありましたが、皇太子である以仁王と共に平家に反旗を挙げ宇治川の戦いに敗れ自害しました。
第133回『三都神社』
所在地:大阪府大阪狭山市今熊
伝承では7世紀の創建とされています。境内事態は兵火にあって焼失し、16世紀に再興されました。名称である三都神社は河内国・摂津国・和泉国の中心にあった事から三都神社と呼ばれ、また天野街道から紀州熊野に行く人が参詣したことから、熊野神社とも呼ばれていました。また合祀されている戎さんを呼ぶため拝殿の裏側を木槌で叩いて願い事をします。