無外流 顕心館

歴史散歩

第156回『高蔵寺』
所在地: 兵庫県丹波篠山市高倉
 この地を訪れた法道仙人が、黒頭峯の嶺にかかる金銀珠玉の雲の架け橋を見て宝橋山としたことが始まりといわれています。

第155回『大國寺』
所在地:兵庫県丹波篠山市味間奥
 伝承では、法道仙人が国家安泰を祈願し薬師如来を安置したのが始まりと云われています。また、天暦の頃に、焼失しましたが、花園天皇の命により再建されました。その時に安泰山大国寺の称号を賜っています。

第154回『日牟禮八幡宮』
所在地:滋賀県近江八幡市宮内町
 伝承によると成務天皇が、武内宿禰に命じ大嶋大神を祀ったのが始まりとされています。また応神天皇が奥津嶋神社からこの辺で休憩したおり日輪の形を2つ見たことで日群之社八幡宮と名付けられました。その後、藤原不比等が、詠んだ和歌に因んで比牟禮社と改められたと云わっています。

第153回『日吉大社』
所在地:滋賀県大津市坂本
 古事記に「山末之大主神は近江の比叡山に坐し」とあり、日吉社が現在の場所に移されたのは、崇神天皇の時代です。

第152回『本居宣長の墓』
所在地:三重県松阪市新町
 本居宣長は江戸時代の国学者で『古事記』の研究に取り組み『古事記伝』を著した。また、荷田春満、賀茂真淵、平田篤胤とともに「国学の四大人」の一人とされる。

第151回『調宮神社』
所在地:滋賀県犬上郡多賀町来栖
 社伝では、多賀の大神がこの地に舞い降り栗栖の地で休まれたということから、多賀の地に社殿を建立されたのが起源です。

第150回『神戸城址』
所在地:三重県鈴鹿市神戸本多町
 神戸氏が築城し本拠地としていましたが、織田信長の侵攻により織田信孝(神戸信孝)の居城となりました。その後城主は度々代わり、本多忠統が2万石で封じられ明治まで、本多氏の居城となりました。

第149回『波多野秀治の墓』
所在地:兵庫県丹波篠山市味間奥
 明智軍が丹波に進軍する際、丹波衆の大半が明智軍に味方する中に秀治も加わっていましたが突如叛旗を翻し明智軍を撃退しました。明智軍は再び出陣すると秀治の籠る八上城を包囲し兵糧攻めを開始しました。兵糧も尽き更に明智光秀の調略で味方の裏切りにより秀治は捕らえられ磔にされました。

第148回『辛国神社』
所在地:大阪府藤井寺市藤井寺
 創建は不詳ですが日本書紀によると領地を賜った物部氏の祖先である饒速日命を祀ったことが始まりとされています。また「辛国」という名前はこの地を治めていた物部氏ゆかりの「辛国連」に由来しているとされています。

第147回『大山祗神社』
所在地:愛媛県今治市大三島町宮浦
 大山祇神社がある大三島は古くは「御島」と言われ、神の島とされていました。創建には諸説あり社伝では、大山祇神子孫の小千命が大三島で勧請したとする説や越智玉興がこの地に社殿を建立したなどがあり定かではありません。また境内に弥生時代の祭祀跡がりかなり古い時代から存在したとされています。

第146回『西教寺』
所在地:滋賀県大津市坂本
 創建は聖徳太子という伝承がありますが定かではありません。西教寺が栄えたのは室町時代で念仏と戒律の道場でした。また、比叡山焼き討ち後明智光秀はこの地に坂本城を築いたことから西教寺との繋がりがありました。

第145回『金剛寺』
所在地:大阪府河内長野市天野町
 奈良時代に聖武天皇の勅願によって行基が開いたとされています。また高野山が女人禁制だった為女性も参詣ができた金剛寺は「女人高野」とも呼ばれています。

歴史散歩年表

2023/12/01
第156回『高蔵寺』UP
2023/11/01
第155回『大國寺』
2023/10/01
第154回『日牟禮八幡宮』
2023/09/01
第153回『日吉大社』
2023/08/01
第152回『本居宣長の墓』
2023/07/01
第151回『調宮神社』
2023/06/01
第150回『神戸城址』
2023/05/01
第149回『波多野秀治の墓』
2023/04/01
第148回『辛国神社』
2023/03/01
第147回『大山祗神社』
2023/02/01
第146回『西教寺』
2023/01/01
第145回『金剛寺』

歴史散歩過去年表

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